お仏壇のまつり方

お仏壇は、ただご先祖様をお祀りするだけの場所ではありません。
その中心には本尊様がおられ、「家庭の中のお寺」として、私たちの心の拠り所となる場所です。

1. 本尊さま

曹洞宗のご本尊は「釈迦牟尼仏(お釈迦さま)」です。
お仏壇の中央上段には、木彫りや鋳造のお釈迦さまをお祀りしましょう。
道元禅師・瑩山禅師の「一仏両祖」のお絵像をお掛けする場合は、お釈迦さまの後ろあるいは左右にお祀りします。

2. お位牌

ご先祖のお位牌は、お釈迦さまの左右にお祀りします。
古いお位牌(先祖代々など)は向かって右に、新しいお位牌は左に配置するのが一般的です。

3. お仏壇をまつる意義

お仏壇に手を合わせることは、私たちが多くの生命によって生かされていることへの感謝(報恩感謝)の実践です。
日々の生活の中で静かに手を合わせ、心を整える時間を持つことが、心の安らぎへと繋がっていきます。

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